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ここではSymphonyに関する代表的な質問事項とその回答例を記載しています。 個々の機能紹介を記載してある技術資料も一緒にお読みください。

Symphony基礎知識編
Q1. Symphonyは何をするものですか?
Q2. Symphonyはどのような構成になっているのですか?
Q3. 操作はどうやって行うのですか?
Q4. 画面には何が映っているのですか?
Q5. どのようなカメラを使用していますか?
Q6. 光源には何を使用していますか?
Q7. どうやって動いている品物の画像を取り込むのですか?
Q8. どうやって検査するのですか?
Q9. どのような欠陥を検出するのですか?
Q10. 欠陥を見つけると、どうやって知らせてくれるのですか?
Q11. 色々な種類の品物を検査できますか?
Q12. 検査結果は保存できますか?
Q13. 検出精度はどのくらいですか?
Symphony製品情報編
Q1. Symphonyには、種類がありますか?
Q2. 「SLT」はどういうシステムですか?
Q3. 「SLC」はどういうシステムですか?
Q4. 「EX」はどういうシステムですか?
Q5. カメラは最大何個平行に設置することができますか?
Symphony運用編
Q1. 欠陥の種類にはどのようなものがありますか?
Q2. どのような欠陥が検出できますか?
Q3. 品物を部分的に強弱をつけて検査できますか?
Q4. 品物を部分的に検査しないことはできますか?
Q5. 蛇行する品物は検査できますか?
Q6. 伸縮する品物を検査できますか?
Q7. 斜めに流れてくる品物を検査できますか?
Q8. 自動的に検査開始、終了をさせることはできますか?
Q9. 欠陥が発生した場合、処理をするための信号を発生させることはできますか?
Q10. 表と裏に印刷されている品物の表裏とも検査できますか?
Q11. 万一の場合、データをバックアップしておくことはできますか?


Symphony基礎知識編
Q1. Symphonyは何をするものですか?
A1. ラインセンサカメラでライン上を流れてくる品物を撮像し、良/不良を判定する画像処理検査機です。
Q2. Symphonyはどのような構成になっているのですか?
A2. 実際に検査を行うハードウェアとソフトウェアの入った本体、オペレーションを行うモニターキーボード、品物を撮像するラインセンサカメラ、検査部分を照らす照明器、ラインを監視するエンコーダ等があります。
Q3. 操作はどうやって行うのですか?
A3. CRTモニターと専用のキーボードを使って行います。操作は全て対話方式で、初めて使う方にもわかり易くなっております。またCRTモニターは、15インチと17インチをご用意していますが、オプションで15インチ液晶モニターにすることも可能です。
Q4. 画面には何が映っているのですか?
A4. 実際の検査画面にはラインを今現在流れている品物が映し出されています。欠陥が発生すると欠陥部分が映し出されます。設定によっては拡大して映したり、マスター画像と交互に映したりすることもでき、よりわかりやすくなっています。
Q5. どのようなカメラを使用していますか?
A5. ラインセンサカメラと呼ばれる高速稼動中のラインを映し出すのに適したカメラを使用したいます。Symphonyでは白黒ラインセンサカメラRGBカラーラインセンサカメラの2種類を選択することが出来ます。また、カメラは平行に複数台設置することで、より幅広の品物を検査することが出来ます。
Q6. 光源には何を使用していますか?
A6. お客様でも安易にご購入頂くことの出来る「蛍光灯」を標準的に使用しています。
Q7. どうやって動いている品物の画像を取り込むのですか?
A7. 「エンコーダ」と呼ばれる回転してパルス信号を発生させる装置をラインに取り付けて使います。エンコーダはラインが動くと回転して本体に信号を入力し、本体はそのタイミングでラインセンサカメラから画像を取り込みます。
Q8. どうやって検査するのですか?
A8. パターンマッチングという、マスター画像と呼ばれる良品品物の画像と、ライン上を流れてくる品物をカメラで撮像した画像を1ピクセル単位で比較し、その濃度(明るさ)の違いから、欠陥を検出する方式を使用して検査します。 パターンマッチングにより、品物の「レベル」「サイズ」を調べて欠陥検出します。

  「レベル」とは明るさや濃度のことで、マスター画像に比べてどれだけ濃度が変化しているか
    を1ピクセル単位で調べます。

  「サイズ」は横方向と流れ方向にどれだけの大きさの欠陥かを調べます。

このレベルとサイズの両方が設定値を越えた場合に初めて欠陥とします。
Q9. どのような欠陥を検出するのですか?
A9. レベルやサイズの設定値により、様々な欠陥を検出することが出来ます。 例:汚れ、異物、文字欠け、ピンホール、色抜け、濃度ムラ、ドクター筋・・・。
Q10. 欠陥を見つけると、どうやって知らせてくれるのですか?
A10. パトライトを標準装備しており、欠陥発生時にはパトライトのブザーを鳴らし、ライトを点灯させ、モニタ表示で大きく欠陥画像が映し出されます。ブザーはオプションで大音量のものを別途設置することが出来ます。その他、I/O信号で欠陥を知らせることも可能です。
Q11. 色々な種類の品物を検査できますか?
A11. Symphonyは品物の種類を「品種」として最高5400品種の設定データを記憶しておくことが出来ます。一度検査した品物は、このデータを呼び出すことで再度同じ設定で検査することが可能です。
Q12. 検査結果は保存できますか?
A12. 検査結果はオプションで「Gallery」(ギャラリー)という画像ファイリングシステムにて保存することができます。Gallery には検査結果以外に欠陥画像を保存したり、欠陥発生の傾向を調べる機能もついています。 
Q13. 検出精度はどのくらいですか?
A13. カメラ台数や品物面までの距離により、1ピクセルのサイズが変わります。Symphonyではカメラを並列に幾つも取り付けることができ、カメラを品物面に近づけ、台数を増やすことで、より細かな欠陥を検出できます。
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Symphony製品情報編
Q1. Symphonyには、種類がありますか?
A1. 大きく分けて、白黒システムの「SLT」と、カラーシステムの「SLC」、それに「EX」があります。詳しくは製品情報をご覧ください。
Q2. 「SLT」はどういうシステムですか?
A2. 白黒ラインセンサカメラを使用するシステムです。CCD素子が1000bitと2000bitのカメラをご用意させてもらっています。
白黒でも色濃度差を検出することは出来ますが、より細かい色を見たい場合にはカラーシステムが採用されます。

白黒1000bitカメラのシステム「SLT 1xx」(xxはカメラ台数。以下同様)スキャン速度が速いので、主にスピードを要するラインや、無地の品物などに採用されます。

白黒2000bitカメラのシステム「SLT 2xx」 1000bitカメラより、倍の精度で検査できますが、スキャン速度が半分になるため、あまり高速に動くラインには向いていません。主に無地の生産ライン(フィルムや不織布などを成型するライン)に使用されています。

Q3. 「SLC」はどういうシステムですか?
A3. カラーラインセンサを使用するシステムです。CCD素子が1000bitと2000bitのカメラをご用意させてもらっています。

カラー1000bitカメラのシステム「SLC 3xx」(xxはカメラ台数。以下同様)グラビア印刷やオフセット印刷など、多種に渡って採用されています。

カラー2000bitカメラのシステム「SLC 5xx」最新型のタイプになります。カラー1000bitに比べてスキャン速度をほとんど落とすことなく、より高精度な検査が可能です。主にオフセット印刷などに採用されています。

Q4. 「EX」はどういうシステムですか?
A4. カラーラインセンサを使用するシステムです。CCD素子が2000bitのカメラを使用します。SLC 5xx同様のカラー2000bitカメラを使用するため、検査精度はSLC 5xxと同等です。グラビア印刷のみに使用されます。またEXシステムではグラビア印刷検査においては必要不可欠なスジ状欠陥を検出する「スジ強調回路」を標準装備しております。
Q5. カメラは最大何個平行に設置することができますか?
A5. カメラの種類によって、1コントローラで接続できる最大カメラ台数が変わります。

  白黒1000bit・・・18台
  白黒2000bit・・・9台
  カラー1000bit・・6台
  カラー2000bit・・16台

※コントローラの種類によっては最大カメラ台数が上記よりも少なくなります。

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Symphony運用編
Q1. 欠陥の種類にはどのようなものがありますか?
A1. 基本的にはマスター画像より明るいか暗いかで、「明欠陥」「暗欠陥」という種類が存在します。

  明欠陥:  マスター画像より明るい欠陥。
  暗欠陥:  マスター画像より暗い欠陥。

またこの2種類には、それぞれレベル、サイズの大きさが異なる2つの回路「重欠陥」「軽欠陥」が存在します。

  重欠陥:  濃度差は大きいがサイズの小さい欠陥。
  軽欠陥:  濃度差は小さいがサイズの大きな欠陥。

この回路は全て同時に作動し、欠陥が発生すると「重・明欠陥」とか「軽・暗欠陥」というような判定を行います。

またEXシステムでは重欠陥、軽欠陥の他に弱欠陥もしくは筋欠陥が標準で搭載されています。

  弱欠陥:   重欠陥、軽欠陥以外の3つ目の回路として動作します。
  筋欠陥:   スジ強調回路によって検出される微細なスジ状欠陥です。

Q2. どのような欠陥が検出できますか?
A2. 以下に印刷欠陥の検出例を掲載させて頂きます。これら以外にも画像として取り込むことができる欠陥であれば、検出することが可能です。

異物(毛髪)の検出例(SLTタイプ)
実際の品物 欠陥検出画像

色抜けの検出例(SLCタイプ)
実際の品物 欠陥検出画像

色抜けの検出例(SLCタイプ)
実際の品物 欠陥検出画像

文字欠けの検出例(SLTタイプ)
実際の品物 欠陥検出画像

ドクター筋の検出例(SLTタイプ)
実際の品物 欠陥検出画像
Q3. 品物を部分的に強弱をつけて検査できますか?
A3. 「枠レベル」ウィンドウを作成して、ウィンドウ毎に強弱をつけて検査することが出来ます。
Q4. 品物を部分的に検査しないことはできますか?
A4. 検査しないエリア「マスク枠」を作成して、品物に関係ない部分での不良判定を防ぎます。
Q5. 蛇行する品物は検査できますか?
A5. 「X・Y補正機能」を使用すれば検査が行います。
Q6. 伸縮する品物を検査できますか?
A6. オプション機能の「X・Y・伸縮補正機能」を使用すれば検査を行えます。
Q7. 斜めに流れてくる品物を検査できますか?
A7. オプション機能の「X・Y・θ補正機能」を使用すれば検査を行えます
Q8. 自動的に検査開始、終了をさせることはできますか?
A8. Symphonyでは検査開始、終了、中断などの動作は、キーボード操作以外にも、I/O操作で行うことが可能です。
Q9. 欠陥が発生した場合、処理をするための信号を発生させることはできますか?
A9. SymphonyのI/O出力には、欠陥が発生した際の信号を数種類用意しています。 グラビア印刷機などでは、欠陥部分にラベラーを貼るため、巻替機に搭載されている場合は、欠陥部分で搬送を止めるため、枚葉、ブランクス等では不良品を排出するためにそれぞれ使用しています。
Q10. 表と裏に印刷されている品物の表裏とも検査できますか?
A10. Symphonyでは表裏のあるものの検査を1コントローラで行うことが可能です。検査の設定データも表裏ごとに設定することが可能です。
Q11. 万一の場合、データをバックアップしておくことはできますか?
A11. 「Harmony」(ハーモニー)というデータバックアップソフトがオプションで備わっています。品種ごとのデータ、全体共通のデータなど3.5インチフロッピーディスクにバックアップ可能です。 ※すべてのデータをバックアップするにはフロッピーディスクが何枚も必要となります。
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